盆踊りロードサイド島
NHKのあさイチで大分県の姫島というところの特集をしていた。
50種類とかの盆踊りがあるらしくて、小学生までの子供が踊る「きつね踊り」がかわいかった。
私、土着の踊りとか昔話とか祭りとかになぜか弱くて、興奮する。
小学校の図書室でも郷土史読んでた。
民俗学みたいなのにも興味があったので昔柳田邦夫読んでみたけど、遠野物語なんかは東北の話でいまいちピンとこなかった。
どうも日本であれば関西以西にしか興味を引かれず、あとは島とか。沖縄以南、台湾とか、もっと向こう、東南アジアとかには引かれる。南国バンザイ。海洋バンザイ。
これは趣味嗜好のはなし。
なにか良い本あったら読みたいな。
それであさイチ見ていて思った話に戻るけど、ロードサイド論みたいなのね、あるけど。田舎の均質化とかの話。国道沿いの景色がどこの道府県に行っても同じ、みたいな。イオンとマックとツタヤとガスト、みたいな。
確かに旅行に行くと思うよ。どこに行ってもうちの近所みたい、って。
でもそれは車やバスに乗ってるときに思うことで、そりゃ旅行だと道わかんないし国道とかバイパスとか幹線道路ばっかり通るから。
幹線道路を外れたら多様性なんて異様なほど残ってる。
我が家は国道から300mくらいしか離れてないけど、ロードサイドと関係の無い部分の生活がかなりの割合で、残ってる。
さらに離島に行けばなおの事。
瀬戸内の島々で開催されている瀬戸内国際芸術祭がウケてるのも均一化された世界じゃないところを求めている人が一定数いるからじゃないか。(と先日ある島に行って思った。)
うん今のところはまだ大丈夫。でもこれから更に高齢化して、経済も沈んで荒廃していったらどうなるかわからない。お金がなくなったらどうなるかわからない。
多様性は残ってほしい。
萌えるし。私が。